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FM Towns: Free Software Collection 7
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nifwtm
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nifwtm.doc
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Text File
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1993-11-30
|
16KB
|
316 lines
==============================================================================
【作品名称 】 TOWNSでWTERMを使ってもええんじゃないかマクロ
(NIFWTM V1.0) DATE. 1993.8.18
【ファイル名】 NIFWTM.MAC WTERMマクロ本体
NIFWTM.DOC ドキュメントファイル
NIFWTM.GGG 概要ファイル
MAIL .TXT メール 用雛形
【作者名 】 あーうー NIFTY-ID(HGE02015)
【動作確認 】 FM-TOWNS 20F / MS-DOS
(マクロ なんでWTERM が動作すればハードは何でもいいはず)
【配付条件 】 特にありませんが、事前にメール 下さい。
==============================================================================
【機能概要 】 簡単に使えることを目的としたNIFTY LOAD2 用のWTERMマクロです。
次の機能を組み合わせて実行できます。
1.メール の未読処理 マクロ実行後 1.そのままNIFTY に停まる
2.メール の書込み処理 2.回線断まで行う
3.フォーラム 巡回(未読処理) 3.WTERM 終了まで行う
4.フォーラム 巡回(既読処理)
これらの機能は、メニューにより簡単に操作できるようになっています。
もちろん、メニューを使わないノンストップ 処理も可能です。
(この場合、WTERM 終了まで実行します。)
具体的には、以下の5種類の処理に上記のマクロ 実行後の処理を組み合
わせて使うことができます。
☆処理1 メール の未読処理
☆処理2 メール の未読処理~メール の書込み処理
☆処理3 メール の未読処理 ~フォーラム 巡回(未読処理)
☆処理4 メール の未読処理~メール の書込み処理~フォーラム 巡回(未読処理)
☆処理5 メール の未読処理 ~フォーラム 巡回(既読処理)
【機能補足 】
◎メール の未読処理
未読メール があった場合、それを受信します。未読メール がなければ、何
もしませんので、とりあえず、NIFTY にアクセスするというときもこの処理
をメニューから選択して下さい。
受信したメール は、"MAIL日付.LOG"というファイルに格納されます。
メール が複数有る場合は、ファイルに追加されます。
NIFTY 側のメール は、念のため、保存してます。
※ ファイルの格納ディレクトリ は、WTERM 側で設定した、ログファイル格納パスです。
◎メール の書込み処理 →メールファイル の作成方法は後述
事前に作成したファイルをメール として書き込みます。
メニューによる実行の場合、書込みファイルの選択画面を表示します。選択画
面は、"*.TXT" というファイルの一覧です。
また、ノンストップ で実行する場合、"MAIL.TXT"というファイルを書き込みし
ます。
※ メール 書込みファイルの設定ディレクトリ は、WTERM 側で設定した、テキストUP用
格納パスです。
◎フォーラム 巡回(未読処理) →巡回フォーラム の設定方法は後述
複数のフォーラム の複数の会議室を巡回して未読処理を実行します。
各フォーラム の未読結果は、"フォーラム名.NIF" というファイルに格納または追記
されます。
フォーラム の巡回は、3パターン 設定でき、メニュー実行時に選択することがで
きます(ノンストップ 実行時は、パターン 固定)。
※ ファイルの格納ディレクトリ は、WTERM 側で設定した、ログファイル格納パスです。
◎フォーラム 巡回(既読処理)
複数のフォーラム の複数の会議室を巡回して既読処理を実行します。
既読処理というのは、会議室の未読を0にする処理をいいます。
(つまり NIFTYフォーラムコマンドの RC ALL を発行)
新たに、フォーラム に入会したときや未読がたくさん溜まり過ぎて、読み
きれない場合などに利用下さい。
※ 既読処理は、未読処理と同様にフォーラム を巡回して行います。
本処理だけは、ノンストップ 実行のみとなります。つまり、上記処理5
だけはメニューにありません(よって、巡回パターン固定)。
これは、操作ミスによる、誤った会議室の既読を避けるためです。
【使用の前に】 使用の前に、まずWTERM 側の設定を確認して下さい。
もし、次のディレクトリ 設定がされていなければ、設定して下さい。
(設定しなくても カレントディレクトリとみなして動作するはずですが)
・ログファイル 格納パス
・テキストUP用格納パス
・MACRO 用格納パス
【使用方法 】 上記のMACRO 用格納パス に"NIFWTM.MAC"をCOPYした後、WTERM のオート
ログイン 文字列設定域に次のように設定して下さい。
メニューを使用する場合(処理1~4)・・・・・\#NIFWTM.MAC
ノンストップ で実行する場合(処理1)・・・・・\#NIFWTM.MAC$@AUTO1
ノンストップ で実行する場合(処理2)・・・・・\#NIFWTM.MAC$@AUTO2
ノンストップ で実行する場合(処理3)・・・・・\#NIFWTM.MAC$@AUTO3
ノンストップ で実行する場合(処理4)・・・・・\#NIFWTM.MAC$@AUTO4
ノンストップ で実行する場合(処理5)・・・・・\#NIFWTM.MAC$@AUTO5
※ IDやパスワード はマクロ 中からWTERM に設定されているものを取り出
して発行してますので、オートログイン設定域にそれらを指定する必要は
ありません。
オートログイン設定域の1桁目から、上記のように指定すればOKです。
メニューを使用する場合は、メニューに従い、処理を選択すれば、さくさく実
行します。
ただし、巡回フォーラム だけは、メニュー・ノンストップに限らず、事前に設定して
おく必要があります(初期設定値は、作者の巡回フォーラム にセット されてい
ます)。
※ 本マクロ は、NIFTY LOAD2 用ですので、LOAD2 のアクセスポイント へ繋いで
下さい。
【メニューの流れ】 メニューを使用した場合の大まかな流れについて記述します。
細部の流れは、実際、利用されれば分かると思います。
○WTERM 起動(いつも通り起動して下さい。)
↓
○NIFTY LOAD2 にダイヤルイン(いつも通り行って下さい。あとは、WTERM 側で
↓ 自動的にマクロ を起動してくれます。)
+-----------+
|初期画面 |・・・処理1~4を選択
+-----------+
↓
+-----------+
|メールファイル 選択画面 |・・・処理2または4のときメールファイル を選択
+-----------+
↓
+-----------+
|フォーラム 巡回パターン 選択 |・・・処理3または4のときフォーラム 巡回パターン
+-----------+ を選択
↓ (巡回パターンは、事前に設定しておく)
+-----------+
|マクロ 実行後の処理選択 |・・・マクロ 実行後、どうするかを選択
+-----------+ 1.そのままNIFTYに停まる
↓ 2.回線断まで行う
●NIFTY にログイン 3.WTERM終了まで行う
|
+-------→|
| ↓
| ●マクロ実行(メール 処理、フォーラム 巡回など)
| ↓
| +-----------+
| |処理選択画面 |・・・そのままNIFTY に停まるを選択した場
| +-----------+ 合、次の処理を促す。
| | (回線断、フォーラム 再巡回など)
+--------|
↓
●回線断 (回線断まで行うを指定した場合)
↓
●WTERM 終了(WTERM 終了まで行うを指定した場合)
【メールファイル 】 メールファイルの作成方法について述べます。
・・・といっても、特にややこしいことはありません。NIFTY の機能
を利用しているので、それに慣れてもらうだけです。
メールファイルは、WTERM で指定したテキストUP用格納パス のディレクトリ に
"????????.TXT"(メニュー実行時)または"MAIL.TXT"(ノンストップ実行時) という
ファイル名で作成して下さい( ? は自由です)。
ファイルの中身は、以下のように作成して下さい。
↓1桁目から記述
1行目 TO: ←TO: のあとに送り先のIDを指定
2行目 SUB: ←SUB:のあとにタイトルを指定
・
・ SUB:~/POSTの間の行にメールの本文を記述する。
・
n行目 /POST
※ 雛形として、"MAIL.TXT"に同様のものを作成してあるので、それ
を修正すれば、簡単に作成できます。
【フォーラム 設定】 本マクロ で唯一環境設定が必要なのは、巡回するフォーラム の設定です。
本マクロ では、巡回パターン として、3パターン(メニュー実行時)+1パターン(ノンストップ
実行時) の計4つの巡回パターン を設定することができます。
巡回パターン とは、『どのフォーラム のどの会議室をどの順番で読むか』と
いうことを意味します。
例えば、初期設定値は次のようになっています。
パターン1・・・・FMR 関係のフォーラム を巡回-------+
パターン2・・・・FM-TOWNS関係のフォーラム を巡回---+--メニュー実行時に選択
パターン3・・・・WTERM 関係のフォーラムを巡回------+
パターン4・・・・上記の全てを巡回----------------ノンストップ実行時
具体的な巡回先及び会議室は、次の設定例を見ながら、調べてみて下
さい。('93/9月 にFMR 系フォーラム が再編成されるそうなので、上記パター
ン1は、設定例ということになると思います。)
当然ですが、NIFTY 内の全てのフォーラム 、全ての会議室を設定すること
ができます。
※ パターン4は、ノンストップ 実行時の固定巡回パターン です。これは、既読処
理時(処理5)の巡回パターン にもなっています。
◎設定例
巡回フォーラム 環境の設定域は、"NIFWTM.MAC"の先頭部分にあります。
エディタ 等でファイルを開いて下さい。
そうすると、次のような行の繰り返しがたくさん見えるはずです。
F11: #
v$="FTOWNS1 1,6,7,10,15,18 10" #
RETURN #この行は、いじらないで!
これは、『フォーラム FTOWNS1 の会議室 1,6,7,10,15,18 を最大10アーティクル
づつ読め』という処理を F11という番号に記号化する・・・・という意味で
す。
また、その少し下を見て下さい。
o$="F02,F04,F05" #フォーラム巡回(パターン1)
p$="F11,F12" #フォーラム巡回(パターン2)
q$="F51" #フォーラム巡回(パターン3)
e$="F02,F04,F05,F11,F12,F51" #フォーラム巡回(ノンストップ走行)
このような記述が現れたと思います。
これは、『パターン1は、F02→F04→F05の順で記号化された処理を行う』
『パターン2は、F11→F12の順で記号化された処理を行う』・・・・というよう
にフォーラム 巡回順序を表しています。
もう少し、下を見てみましょう。
r$="・・・FMR関連" #フォーラム巡回(パターン1)の補足
s$="・・・TOWNS関連" #フォーラム巡回(パターン2)の補足
t$="・・・WTERM関連" #フォーラム巡回(パターン3)の補足
このような記述が現れたと思います。
これは、メニュー表示時に "フォーラム 巡回(パターン2)・・・TOWNS関連" な
どと画面に表し、パターン と巡回先の関係をメニュー上で補足するものです。
(これは、メニュー上だけのことで、処理には関係ありません。)
◎設定構文
上記には、例で示しましたが、環境設定のための設定構文を以下に示
します。
●フォーラム 設定の記号化
一般的な書き方は、次のようになっています。
Fxx: #
v$="yyyyyyy z,z,z,・・・・,z nnn" #
RETURN #この行は、いじらないで!
x/y/z/n で表現されているところが設定域です。
それ以外のところは、おまじないと思って下さい。
設定にあたっては、初期設定されている行を修正して使うか、または
3行セット で行を複写し、修正してください。最大99セット まで設定できま
す。
意味は次のとおり。
x ・・・・・ 記号化のための番号 01~99のどれかを記述
y ・・・・・ 巡回先フォーラム 名
z ・・・・・ 巡回会議室
n ・・・・・ 各会議室毎の最大読込み件数 1~999まで指定可
※ z 同士はカンマ ","で区切ること。
y z n はブランク" "で区切ること。
NIFTY 側でアクセスする会議室を限定している場合、z にたいしては、次
のような指定もできます。ただし、この場合、n の意味は、各会議室毎
ではなく対象会議室全部に対する最大読込み件数となります。
v$="yyyyyyy ALL nnn" #
※ ALL を指定したほうが、会議室を個別に指定するよりも若干、処理
が早くなります。
未読がたくさん残っていて、会議室毎で均等に読んでいきたい場合
などは、会議室指定がいいでしょう。
未読を全部必ず読むような方は、ALL を指定し、n に大きな数値を
指定するのがいいでしょう。
ALL を指定した場合、既読処理の対象になりません。既読処理を行
う場合、必ず会議室指定にして下さい。
y の巡回先フォーラム 名は、記号化名を変えることで、以下のようにだぶ
らせて指定することもできます。
ex. F01: #
v$="FTOWNS1 1,6,7,10,15,18 10" #
RETURN #
F02: #
v$="FTOWNS1 ALL 999" #
RETURN #
●フォーラム 巡回順序の設定
一般的な書き方は、次のようになっています。
(e$は、o$/p$/q$だったりしますが、おまじないです。)
e$="Fxx,Fxx,・・・・・,Fxx" #フォーラム巡回(パターンn)
先程、記号化した処理を実行したい順序に従って 『"』と『"』の間
に『,』で区切りながら記入して下さい。最大 20コまで設定可能です。
(xxの数字の大きさに順序制を持たせる必要は、ありません。)
設定にあたっては、パターン1~4 について、それぞれ初期設定されてい
る行を修正して使って下さい(行は複写しないで下さい)。
※ 記号化をしただけでは、フォーラム の巡回をしません。この巡回順序を
設定して、はじめて巡回が可能になります。
逆の言い方をすると、例えば、記号化を巡回の可能性のある、30フォ
ーラム 分くらい行っておいて、実際の巡回指定には、そのなかの数フォ
ーラム だけ巡回し、適宜、巡回指定だけ変更するということが可能で
す。
●巡回メニューの補足
一般的な書き方は、次のようになっています。
(r$は、s$/t$だったりしますが、おまじないです。)
r$="・・・?????????????????" #フォーラム巡回(パターンn)の補足
パターン と巡回先の関係をメニューで補足するために、? に文字を設定して
下さい。日本語で最大12文字(半角文字では24文字)まで書けます。
設定にあたっては、パターン1~4 について、それぞれ初期設定されてい
る行を修正して使って下さい(行は複写しないで下さい)。
◎その他
当然といえば、当然ですが、巡回するフォーラム には、事前にNIFTY 側で、 入会しておく必要があります。
また、NIFTY 側でアクセスする会議室を限定したり、NIFTY のメニュー表示を
OFF にしたりしておくと、表示時間が短縮され、若干、処理が早くなる
と思います。
【コメント 】 TOWNS でWTERM を使ってもええんじゃないか?
・・・ということで、簡単に使えるNIFTY 用のマクロ を作りました。
単にMOPTERM の使い方が分からない・・・という噂も(^^;
フォーラム 巡回設定に慣れるまで多少、時間がかかるかもしれませんが、
基本的には、メニューを使って、即使用することができると思います。
使用に慣れれば、ノンストップ で実行させるのが、便利です。
ただし、簡単に使える分、機能も単純です(^^;